「アダルトチルドレン」について管理人の経験からお伝えするページです。     健康&ダイエット情報室
                
 

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        自分はアダルトチルドレン?


 いろいろな人のサイトやブログ、心理学関係の本を読むにつれ、
「ひょっとしたら自分もアダルトチルドレンかも」と思うようになりました。

 アダルトチルドレンとは、アルコール中毒や虐待など、問題を抱え
る親のために心理的負担を抱えながら大人になってしまった人のこ
とです。そのために対人関係や社会関係に負担や劣等感を持つ人
が多くいるようです。

 そんなアダルトチルドレンについて、管理人の体験も交えながら
解説したページです。

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アダルトチルドレンとは?


 アダルトチルドレンという言葉を聞いたことがあるでしょうか?


 アダルト=大人、チルドレン=子供で「大人子供」ということではありま
せん。心理学の用語ですが、この言葉の意味をしっかり理解できている人
は、あまり多くはないような気がします。


 私も「アダルトチルドレン」という言葉だけは聞いたことがあり、知って
いましたが、その意味まではわからず、最近まで特に関心もありませ
んでした。


 アダルトチルドレンとは、もともとはアルコール依存症の親の元
で育った子供が、子供らしい子供時代を過ごすことができずに、.
大人の心になりきれない現象を述べたもの
で、アメリカの治療現場で
使われ始めた言葉です。


 現代ではより広義に、虐待や抑圧を加えるなどの問題を持つ両親から
十分な愛情を得られずに育ったために、人間関係や心理的適応に問題
を持つ人を意味する言葉となっています。アメリカのクリントン元大統領が、
継父がアルコール依存症で家族に暴力をふるったため、「自分もアダルト
チルドレンだった」と雑誌のインタビューで述べたことで、この言葉が有名
になりました。


 私がこのアダルトチルドレンという言葉を知ったのは、母が精神的な
病気のために精神科の病院への入退院を繰り返していて、母の病気の
ことを勉強しようと思い、心理学関係の本をいくつか読んだ中の1冊、
人と接するのがつらい―人間関係の自我心理学という本の中に、これ
に関する記述があったからです。


 この本を読んで私は、「自分もアダルトチルドレンでは?」と感じま
した。


 父親は私が物心ついたときからアルコール中毒気味で、酔って帰って
きてはたびたび家族に暴力をふるうし、母親も精神的にかなり不安定とい
うか問題があり、私が子供の頃は入院するほどではありませんでしたが、
現在は精神科への入院や通院が不可欠になっています。


 父親は10年以上前に病気で亡くなっていますが、今でいうところの
「キレやすい性格」で、酔っていないときでもちょっとしたことでキレて、
殴られたりしました。教育的な配慮で殴るのではなく、単に自分が頭に
きた、ムカついたから殴るのです。


 母親もまた問題のある人だったので、友だちの家で見られるような平和
で落ち着ける家庭環境ではなく、「ウチも普通の家だったら」と子供の頃、
友だちの家庭をうらやましく思っていました。


 もう十数年も前から、母親がとても自立してまともな社会生活を送れる
ような状態ではなくなってしまったので、今でも同年代の人たちが母親に
子供の世話を頼んだり、一緒に旅行に行ったり、年をとっても元気に仕事
や趣味に取り組んでいる人たちを見ると、とてもうらやましく感じます。


 このページを書く前に、アダルトチルドレンを自覚する人たちが作った
サイトをいくつか見ました。皆さん親がアルコール中毒だったり、虐待を
するような親だったりでたいへんな子供時代を送っていて、心に深い傷を
持っている人たちでした。人間関係や社会生活などで障害というか壁の
ようなものを感じている人たちでした。


 20代くらいの若い人が多いように感じました。


 そんなアダルトチルドレンであることを自覚する人たちが、その壁を乗り
越えようとがんばっている様子、自分の経験をつづったHPやブログを作
り、同じような悩みを持つ人たちに語りかけてました。


 探してみるとかなりの数のそうしたサイトやブログが見つかります。数十
サイトは見たと思います。親に問題のあった人すべてがそうしたサイトや
ブログを作るわけではないので、アダルトチルドレンの数は考えられてい
よりずっと多いのではないかと思います。


 私自身は、アダルトチルドレンの言葉の意味を知り、「自分ももしかして
アダルトチルドレン?」と感じたのはつい最近なので、そのことを乗り越え
ようとか克服しようとか考えたことはありません。全くそんなことは考えず
に、わりと適当にやりたいことをやって生きてきたように思います。


 いい加減に生きてはきましたが、やはりアダルトチルドレンの説明を本
やHPで読むと、自分や自分の兄弟にもその傾向があるように感じます。

 私には妹と弟が一人づついます。兄弟3人全員が30代であるにも関
わらず、誰も結婚をしないし、その気配もないということが、その中の一番
大きなものではないかと思います。自分を含め誰もそんなことを考えな
いし、つきあっていた人はいても、結婚には踏み切れないというか、そう
いうことを考えられないのです。


 自分たちよりずっと年下のいとこたちが次つぎに結婚していくのですが、
それを見ても何とも思いません。


 両親を見ても幸せそうな結婚生活のように見えなかったので、兄弟
みんな、無意識に家庭を持つのを避けているのかもしれません。


 そうしたこと以外にもにも人の中にいるのがつらいとか、他人の目がとて
も気になるといった傾向がアダルトチルドレンにはあるようです。私も心か
ら人を信用するということが少ないし、協調性がある方ではないので、人付
き合いはあまり良くありません。


 しかし、私を含め兄弟は特に「自分はアダルトチルドレンだ」というような
鬱屈した気持ちで生活をしてはいません。わりと適当に好きなことをやっ
て生きています。


 弟は海外旅行に行ったり、妹は好きなカヌーを休日に楽しんだりしてい
ますし、私は昔から自転車に乗るのが好きで、学生の頃からあちこちに
自転車で走りに出かけています。特に峠を越えるのが好きで、1000m
以上の峠をいくつも自転車で越えました。


 今、こうやってHPの文章を書いているのも、私にとっては趣味のような
ものです。


 かえって「アダルトチルドレン」などという言葉を知らなかったのが良かっ
たのかもしれません。知らなかったから、そんなことに悩むことなく、親と
は適当に距離を置いて、自分の好きなことをして、あまり悩んだりすること
なく暮らしてこれたのではないかという気がします。


 私がアダルトチルドレンの言葉の意味を知った本、人と接するのがつらい
は、文字通り「人と接するのがつらいと」感じる人たちの心理についての本で
した。親に問題があってアダルトチルドレンになってしまった人たちの中には
やはり、そう感じる人たちが多いようです。そしてそういう人たちは、そんな自
分の性格を変えたいと真剣に悩んだり、自分をとても情けなく感じてしまうの
だといいます。


 そんな人たちにとって、アダルトチルドレンという概念は、「多くの人が自分
の苦しみの源泉を知り、心の荷を降ろすことができ」るため、救いを与えてく
れることになります。そしてそのことが、この概念が世界各国で広く受け入
れられた理由なの」だと言います。


 人と接するのが苦手、つらいと感じる性格、これは自分が情けないから
ではないこと、自分の問題なのではないことを知り、自分を責める必要は
ないのだということを、アダルトチルドレンの概念は教えてくれます。


 今悩んでいるような性格にならざるを得なかった事情があるのだから、
自分の責任ではないことを知ることができます。そして今のそのままの
自分を認めて受け入れることができるようになります。


 本には「時が救いを与えてくれる」とも書いてありました。


 老人期までの発達心理学が研究され、意識が主に自分の内面に向かう
時期と外に向かう時期があることが明らかになりました。そして意識が内
面に向く時期が苦しい時期であり、だんだんと自我が成熟することでそれ
を乗り越えられ、意識が外に向かうにつれて自分について苦しむことがなく
なります。


 やはり思春期から青年期が、内面に意識が向く時期であり、心理的な
つらさが大きくなる時期で、精神疾患が生じやすくなる時期だといいます。
アダルトチルドレンの体験記をサイトやブログに書いている人たちの多く
もこの年代の人たちでした。


 しかし、30歳を過ぎると、それまでの対人恐怖症のような症状は、急速
に少なくなってきます。「30代、40代になって若い頃よりも人付き合いが
苦にならなくなった」と多くの人が言うそうです。


 人により差があるものの、時が過ぎることがある程度の救いになります。
10代後半から20代はつらい時期ですが、そのうちにつらさは感じなくな
ってくるものです。


 

アダルトチルドレン克服法〜好きなことをする



 先ほど私の兄弟3人は、アダルトチルドレンだということなど全く気に
せず、てきとうに好きなことをして生きてきたと書きました。
「人と接するのがつらい」の本によると、それがとても自分の悩みを乗
り越えるのに効果的なことだということです。結果的に私の兄弟は皆、
正しいことをしてきたようです。


 好きでないことをしていると→熱中できない→力がつかない→自信が
持てない→人目が気になる→消極的になり、安心感が得られない。

ということになってしまいます。

 
  一方、好きなことをしている場合には、全く違ったことになります。


 好きなこと→熱中できる→だから力がつく→自信もつく→人の目が気
にならなくなる→積極的になって安心感が持てるようになる。

とプラスの循環を生むことができるようになります。


 「好きなこと」というのは、他人がそれを見て評価してくれるようなも
のでなくてもかまいません。
自分が好きで熱中できることなら、他人か
ら見て「くだらない」と思われるようなことでも大丈夫です。もちろん、犯罪
的なものはいけませんが、周りから評価されることを考えないで、とにか
く行動してみることです。


 好きなことなら最初はうまくできなくても、やっているうちに、だんだんと
力がついてきます。好きで得意なことをやっているのだから当然です。
上達の課程を楽しめるようになります。


 そして自分に力がついたことが実感できれば、自分に自身が持てて、
人の目が気にならなくなります。


 本には占いが好きで、星占いや中国の占いの勉強に熱中し、人の
手相を見るのが得意になり、クラスの中でスターのようになった人や、
紙飛行機を飛ばすことに楽しみを見出し、滞空時間を競う競技で優勝
を目指してがんばっている人、年配の人に混じって太極拳を始め、
それがとても気に入って師範を目指すようになったOLの話などが紹介
されていました。


 皆さん以前は自分に全く自身が持てなかった人たちや、ひきこもり
傾向にあった人たちですが、今では自分が自分らしくいられる場を見
つけ、自信を持って生きられるようになっています。。


 生きる場所はいくらでもあります。自分が活かせる場所、自分が
好きで得意なことが活かせる場所が、誰にでもあるはずです。今自分
がおかれている環境に無理に自分を合わせようとしないで、自分が
活かせる場所を探すことです。
 

 私の母は、そういうことが全くできない人でした。私の実家は昔なが
らの古い因習の残る山村にあり、そのこととも関係していると思います
が、ずっと自分を表に出さないで、他人の顔色ばかりうかがって、他人
の目ばかり気にして、周りの人たちの中に埋没して生きていました。夫
(私の父)がキレやすい暴力的な人だったこともあったと思います。


 母は以前から精神的に弱いところがありましたが、私が学生の頃、
とうとううつ病のような症状になって、精神科に入院しました。それ
以来この十数年間、病院を出たり入ったりしています。


 10年ほど前、父がくも膜下出血で亡くなったときもひどい症状が
出ていたときで、ほとんど狂乱状態で大声をあげて騒ぎ回り、手が
つけられない状態でした。


 葬式に出すこともできず、嫌がる母を親戚の人たちがクルマに押
し込んでむりやり精神病院に連れて行き、入院させました。喪主は
母の代わりに長男の私が勤めました。


 病院では、重症患者用の鍵のかかった個室に入れられました。


 その後も何度も似たような状態になりました。今でも時に病院の
個室に閉じ込めなければならなくなるくらい、状態がひどくなること
があります。おそらく治ることはないでしょう。

 
 母を見ていると、自分らしく生きていくこと、自分の好きなことをする
ことの大切さが良くわかります。病院の医師も、母の性格というか生
き方からきている症状だと言っていました。


 私と妹、弟は、こんな母や酒を飲んで暴力をふるうような父に育てら
れたわけなので、いわゆる「アダルトチルドレン」だということになるの
でしょう。この文章を書くほんの数日前まで、まったくそんな自覚もなく、
言葉の意味さえ知りませんでしたが。


 それでも兄弟3人健康に、わりと好きなことをして、自分らしく生きら
れる環境を見つけて生活しています。


 父が亡くなり、母は入院していて、兄弟が3人とも家を出ているので、
実家には誰もいません。そのことで悪く言われることもありますが、私
たちは気にしないようにしています。実家にいると、周りの住民や古い
ムラ社会的な束縛を受けて、絶対に自分の人生を生きることができな
いと考えるからです。


 あそこで暮らしていると、私たちも母のようになりかねません。


 アダルトチルドレンであることに悩んでいる方、両親や今あなたがいる
場所で、そのままのあなたを受け入れてくれる人がいなくても、自分らし
く生きることができなくても、きっとあなたを受け入れてくれる人たちや
あなたが活躍できる場所があるはずです。


 人の評価は気にしないで、自分らしく好きなことを見つけて生きてくだ
さい。

 
 最後に、私の母について精神病患者を家族に持つとはどういうことか?
に詳しく書いています。よかったらお読みください。何かの参考になるかも
しれません。


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