血糖値が高いとはどういうことなのでしょう?放っておくとたいへんなことになる「高血糖」についてのページです。     健康&ダイエット情報室     
                
 
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   血糖値に気をつけよう〜血糖値が高いとは?

  

  健康診断のときなどに、「血糖値が高い」と言われたことはあり
 ませんか?

  そう言われても、「血糖値が高いくらい大丈夫だろう」と思ってし
 まう人がかなりたくさんいるそうです。血糖値 を下げろといわれて
 も、いまひとつ血糖値の意味がわかりにくいのと、どこかが痛むと
 いうような自覚症状が特にないことが、「大丈夫」と思ってしまう原
 因だと思われます。

  それでついつい血糖値が高い状態を放置して、気づいたときに
 はたいへんなことになりかねません。
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血糖値について



 血糖値とは、血液中に存在するブドウ糖の値のことをいいます。この値
が基準より高い状態が、いわゆる「高血糖」です。


 高い血糖値(高血糖)を放置しておくと、全身の血管や神経が侵され、
糖尿病になり、やがてそこからくる深刻な合併症にいたります。


 糖尿病になってから対策をすれば良いと考える人もいますが、最近研
究が進んでいる「複合生活習慣病」の考え方からすると、それは正しく
ありません。


 糖尿病は以前は合併症が怖いとされてきましたが、最近では糖尿病の
予備軍の段階の人たちが動脈硬化になってしまったり、高血糖の状態の
人が心筋梗塞になり、死亡することがあることがわかっています。血糖
値が高いと言われたら、自分で勝手に「大丈夫」と思わないで、血糖値
を下げることを考えましょう。


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なぜ血糖値が上がるのか?


 人間が活動するには、エネルギーが必要です。そのエネルギーを私た
ちは食事から取り込んでいるわけですが、食事から取り入れた栄養素の
うち、もっともエネルギーとして利用しやすいのが炭水化物です。炭水
化物は消化器官で分解されて、ブドウ糖になります。


 そしてブドウ糖は小腸から吸収されて血管に入り、肝臓を経て血液中
に入ります。この血液中のブドウ糖の量のことを「血糖」値といい、1dl
の血液の中にどれだけ含まれるかという値で表します。その値は食後や
空腹時ではかなり異なりますが、通常、空腹時の血糖値は110mg以下が正
常値であるといわれています。


 ブドウ糖は、血液中にあるだけでは利用できず、脳や筋肉といった組
織細胞の中に取り込まれてからエネルギーとして利用されます。その組
織細胞中へのブドウ糖の取り込みを促すのがインスリンという膵臓(す
いぞう)で分泌されるホルモンです。聞いたことがある名前ではないで
しょうか?


 細胞の中に取り込まれたブドウ糖のうち、エネルギーとして使われな
かった分は、グリコーゲンや脂肪に作り変えられて、肝臓や脂肪細胞に
蓄えられます。甘い物を食べ過ぎると太るのは、このためです。


 インスリンは、膵臓が血液中のブドウ糖が過剰になったのを感じ取っ
て、血液中にブドウ糖を取り込もうとして分泌されます。このインスリ
ンの働きが悪くなるのが高血糖の状態なのです。


 この原因としては主に2つあります。1つは、インスリンの分泌その
ものが悪くなること。もう1つは、インスリンの分泌が正常でも、イン
スリンを細胞側に受け入れるためのレセプター(受容体)と呼ばれるも
のの働きが低下することです。前者は主に遺伝的要因、後者は主に肥満
や偏食、食べすぎや運動不足といった生活習慣病の原因になるような生
活習慣が原因となります。


 やはり最近数が増えているのが、インスリンレセプターの働きが悪く
なるタイプの高血糖です。これは遺伝的要因ではないので普段の生活で
改善できることです。運動やダイエットに取り組むことが大切となりま
す。



高血糖を放置すると...


 インスリンがブドウ糖を細胞中にうまく取り込めなくなると、血糖値
が高い状態、つまり「高血糖」になります。しかし、この段階ではまだ
あまり自覚症状はありません。ただ全くないわけではなく、以下のよう
な症状が続くようなら要注意です。


 ・空腹感やのどの渇きを覚える

 ・夜間は特に尿の回数が増えた

 ・皮膚が乾燥する、またはかゆい

 ・疲労感があり、眠い

 ・目がかすむ

 ・風邪などの感染症にかかりやすい

 ・切り傷やただれなどの治りが遅い



 
やはりインスリンの働きが悪く、ブドウ糖をエネルギーとして取り込
みにくくなるので疲れやすくなり、体調が悪くなります。そして体の中
の余った糖を尿として排出しようとするために、のどが渇いて水分をた
くさん摂りたくなり、尿の回数が増えます。そして最終的には糖尿病に
なってしまいます。

 糖尿病にならないまでも、赤血球が血管内とスムーズに移動できなく
なるので、細い血管への血流が悪くなったり、血栓を作りやすくなりま
す。


 また、ブドウ糖はタンパク質と結合しやすいために、血管内のタンパ
ク質と結びつき、「糖化タンパク」というものを作り、血液がいわゆる
「ドロドロ」の状態になってしまいます。こうなったら糖尿病予備軍で
す。糖尿病にならなくても、予備軍の段階でも、動脈硬化になったり、
心筋梗塞になったりして死亡することがあります。高血糖だと高血圧に
も同時になりやすいことがわかっています。


 高血糖の症状がさらに進んだ状態が糖尿病なのですが、実が糖尿病は、
一般に考えられているよりも恐ろしい病気なのです。予備軍の段階で、
早めに対処をしないとたいへんなことになります。



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