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メタボリックシンドロームならまだ間に合う
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メタボリックシンドロームの段階ならまだ間に合うメタボリックシンドロームが最近、一種の社会現象になっています。「脱メタボ」とか「メタボな○○」とかわりと気軽な使われ方をしているこの言葉ですが、実はメタボリックシンドロームとは、日本語でいえば「臓脂肪症候群」であり、は生活習慣病の一歩手前の状態です。甘く考えていると、どんどん状態が悪くなり、糖尿病や心筋梗塞といった生活習慣病になってしまします。 しかし、メタボリックシンドロームの段階であればまだ、元の健康な状態に戻ることができ、生活習慣を改善すれば糖尿病などの生活習慣病のリスクを下げることができるといいます。 参照:食事管理 減らしやすい所から始めよう 上の記事で例に上がっていた44歳の男性は、「ウエスト周囲径は107センチ。CTで内臓脂肪面積を測ったところ、263・6平方センチメートルで、メタボリックシンドロームの診断基準100平方センチメートルの2・6倍もあると分かった。」ということです。 これはかなり深刻な状態で、彼の食事内容を見た神奈川県立保健福祉大学の鈴木志保子准教授は、「野菜や海草類がほとんど見られない」と指摘し、「健診結果をもとに、保健指導を受けるべきです。悪くなるときは、血圧などの数値が一気に悪くなる。まず、自分の状況を把握し、今後、起こりうる事態を理解することが必要です」と言っていました。 このメタボリックシンドロームの男性の食生活は、確かにすごいものでした。「昼食にうな丼をご飯大盛りで食べた後、板チョコレートと団子、どら焼きを買ってきた」ということだし、その後で「土産物のチョコレート2粒もつまんだ」といいます。普段もコンビニ弁当とか、焼き肉、餃子といった肉料理を多く食べ、野菜や海藻などはあまり食べないようです。 この人のようなケースだと、メタボリックシンドロームの段階から、症状が悪くなるときには一気に進んでしまうそうです。血圧などの数値が一気に上がり、放置すると「心筋梗塞や脳梗塞を起こし、後遺症に苦しむ恐れがある。あるいは、糖尿病による腎症で人工透析が必要になる可能性もあり、その場合の年間医療費は約600万円にのぼる。」とも。
先ほどの鈴木准教授は、「食事に対する意識の低い人は、バランスを考えるのは二の次。まずエネルギーを減らせる部分を見つける」といいます。「例えばパスタにかけた山盛りの粉チーズを減らすだけでもずいぶん違う。」とも。 1日100キロカロリーを減らすと、70日で体脂肪1キロ分に相当するそうです。そう考えると、カロリー制限をするにも張り合いが出てくると思います。糖尿病になってしまってからでは遅いし、そうなると好きなものも食べられなくなります。まだメタボリックシンドロームのうちに少しずつでもダイエットをするようにしましょう。 メタボリックシンドロームを解消する食べ方メタボリックシンドロームになる人は、「食べ方が問題」だと先ほどの神奈川県立保健福祉大学の鈴木志保子准教授は考えています。意識して野菜を食べたりしている人でも、知らず知らずのうちにカロリーオーバーになって、メタボリックシンドロームの状態を悪化させています。 対メタボ 食事管理は献立より頻度と量から 上の記事で紹介されていた30代の男性は、朝食だけで600kcal、昼食や夕食には麺類やカレーなどが多くて、かなりボリュームアップしています。「めん類やルーを使うメニューは、あまり噛(か)まずに食べられるので、早食いを誘発します。本人が思っている以上に食べている可能性があります」と鈴木准教授は見ています。 例えば外食のご飯の大盛りは、300kcalくらいありますが、これを3分の2に減らせば1日100キロカロリー減ります。70日間続けると体脂肪1キロの減量につながることになります。 また、肉100グラムを揚げると、素揚げなら90kcal増になり、衣を付けると180kcal増で、これはご飯一ぜん分に相当するカロリーです。こうした揚げ物を頻繁に食べているようななら、食べる回数を減らして、焼き魚などに変えていくようにします。 このような形で、具体的に減らす量を知ることができると、具体的なダイエットも目標ができ、自分で体重をコントロールすることがしやすくなります。 メタボリックシンドロームは、まだ注意して食生活を改善すれば、病気になるのを防げる段階です。たとえば糖尿病を発病などしてしまうと、食べられるものや量が限られてしまい、たいへんつらい思いをしなければならなくなります。それがほぼ一生続くことになるので、まだメタボリックシンドロームの段階で注意して、生活習慣をより健康的なものにしていきましょう。 メタボリックシンドローム関連ページ
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